by powderjunkies
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かあさんが夜なべして手袋は編んでくれなかったけど、
氷のうのポジションだけは整えてくれていたらしい。 大量の内出血は、凝固すると異常に硬くなる。 次の日の自分の足は、さながら『まるたんぼう』のようになっていた。 返却を催促されている松葉杖と一緒に、近くの整形外科へ連行される。 オカンが免許を取ったのは、たしか45歳を過ぎてから。 19のときに一度試みたものの、お婆に止められたらしい。 『いま免許取ったら、アンタ死ぬよ』って、どういう脅迫なのか。 それを信じたオカンもオカンだが、妙に説得力がある。 と思ってしまうのは、身内の自分だけなのだろうか。 病院には事情を説明してあったので、駐車場までお迎えがくる。 現れたのは、白衣よりもレスリング服が似合いそうな、巨漢2名。 当時でも、75kgはゆうにあろうかという自分の躯体を、 ヨイショも言わずにひょいっと持ち上げられて、連れていかれた。 連れていかれたというよりは、配送されたというほうが適切かもしれない。 それにしても、やはり専門家ってのは違いがある。 自分の膝を見るやいなや、急患扱い。なんともありがたいことである。 待つことも呼ばれることもなく病室に運ばれ、触診が始まった。 年配の方も多数いるのが、地場の整形外科の特徴。ここはリウマチの権威らしい。 年寄りに順番を妬まれるってのは、なんとも心の痛いものであった。 極太の注射が2.5本分。それが、自分の膝にたまっていた『血』の量。 つっかえのとれた膝っかしらは、使用後の避妊具みたいにしょわしょわだった。 なんとなく、抜いた血の分だけ気持ちがラクになった気がした。 でもその気の緩みが、全治を半年伸ばしてしまったことを、まだ知らなかった。 でわ。久々に雨です。ノドをやられているので加湿器が欲しいです。安い? by 41+low
by powderjunkies
| 2006-09-26 16:46
| 前十字靭帯断裂
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