by powderjunkies
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結局その日は、湿布だけ貼ってもらって、終了。
彼らは自分が歩けないがために、救急車だったのを忘れているのか? 『いや、あのう、歩けないんですけど…?』 小児科担当の先生に、しぶしぶ自分から尋ねてみる。 『そうですか。じゃあ松葉杖をお貸ししますが、早めに返して下さいね』 つまるところ重傷は平日にするものだ、と強く感じてしまった。 結局その日はそんな処置だけ。ひとまず試合会場に戻った。 戻って何ができるわけではないのだが、誰かが近くにいないと不安だった。 仲間と夕食を済ませ、家路に着く。仲間の車で。 こんなとき、1人暮らしはなかなかつらい。 幸い、両親の居はそれほど遠くないので、ひとまず電話する。 『もしもし、あー遅くにすんません。俺です』 『はいはい、どうした?』 『じつは昼間のフットサルで膝をやっちゃったみたいでさ。救急で病院行ってた』 『そんなにひどいのかい? 靭帯かなにか?』 『たぶん。でも医者がアホすぎて、湿布で終わった』 『じゃあ明日また、ちゃんとした病院行きだね。どうやって行くのさ?』 …行けないじゃん。まったく足が動かないんだから。 まぁなんとかなるよ、って電話を切ったものの、 タクシーを呼ぼうにも、前に付けてもらうための番号を知らない。 そもそも外で手を挙げて止めるなんて、もっとムリだ。 さあ、どうしたものか。 それから一時間後、オカンが実家の残飯を持ってやってきた。 でわ。今日は運動会の日の朝のようなお天気。リレーで好記録が出そうです。 by 41+low #
by powderjunkies
| 2006-09-25 14:33
| 前十字靭帯断裂
笑い話だが、救急車には自分で電話して、
ケンケンしながら乗り込んだことを覚えている。 『えー、あなたが患者さんですか?』 膝の腫れ具合を見たら、わかるだろが…。 しかも目の前にいる自分に向かって、わざわざ拡声器で対応。 負傷者の心理を逆撫でするのが絶妙な地方公務員も、いかがなものか。 重傷なことには変わりはないが、サイレンを聞いたら気が締まった。 なぜだろう。そういう周波でも出しているのだろうか。 勝手に厳戒態勢になっている自分。もしくは崩落状態。 車載機器に圧倒されている自分が、なんともバカっぽい。 痛みはどんどんひどくなる。状況もだんだん思い出す。 さっきまで仲間に説明できなかったケガの瞬間、スラスラ言っている。 まるで実況見分だ。でも自分は被害者だ。いや膝に言わせれば加害者か。 針を刺したら、噴水になるのではないかと思うほど、膝は原型をとどめていない。 さしずめ、熟しすぎた『梨』といったところか。美味でないことは間違いない。 腫れてる足を見て、救急隊員が聞いてくる。 『打撲ですか?』 さすがにキレそうになった。そんなわけないだろう。 どうやら事の重大さは、自分にしかわからないらしい。 意識も普通なので、緊迫感もゼロで救急車は進む。 信号待ちをされたときには、さすがに職権濫用してほしかった。 横たわったストレッチャーの寝心地は最悪。ただ、悪寒で眠くなってきた。 案の定、打撲と診断してくれそうな病院に、救急車は自分を運んでくれた。 でわ。台風が特大らしい。明日カツラの人はご注意下さい…。 by 41+low #
by powderjunkies
| 2006-09-22 17:13
| 前十字靭帯断裂
ボールのすぐ横、足を投げ出した状態で倒れていた。
痛みや外傷が、あったわけでもない。 しかし左足は、骨盤から下の感覚が全くない。 手をついて立ち上がろうとするが、痺れたように動かない。 明確な理由もなく、『終わった』という認識がこみ上げていた。 ベンチにいた味方選手に、苦笑しながら『バツ』をジェスチャーする。 心配そうに自分を見るが、結果はきっと最悪だ。 試合時間はたったの数分。それまで放っておいていい。 別に急いだところで、結果が変わるなんて状態ではなかった。 自力で立つことはできないが、どうにもこの場所は試合に邪魔だ。 両手で身体を引きずるように、ラインの外に退避した。 筋肉に神経が通わない足が、まさかこれほど重いとは思わなかった。 ほどなく、目の前の試合は終わった。結果は覚えていない。 仲間が肩を借してくれるが、それでも立つことができない。 覆いかぶさるように背中を借り、ピッチ外に連れて行ってもらった。 後から聞いたが、どうやら相当の異音だったらしい。 自分の近くにいた相手選手には、『ボゴンッ!』と聞こえたそうだ。 前十字靭帯を損傷すると、ほぼ間違いなく半月版、又は膝関節も痛めるらしい。 何が起きたの? どう転んだの? どこをケガしたの? 取調べのように矢継ぎ早で質問を受けるが、言えたのは一言だけ。 膝が外れた…、と。 しばらくすれば感覚も戻るだろう、と思っていたが。 安静にしてから10分も満たないうちに、膝は大腿より腫れていた。 内出血と一緒に、重い痛みを足から感じるようになってきた。 患者としての二度目の救急車。一度目は自転車での交通事故、だった。 でわ。ちなみに一度目はすり傷だけだったのです。無敵かと思いました。 by 41+low #
by powderjunkies
| 2006-09-21 19:33
| 前十字靭帯断裂
予選2試合目。
多湿のせいか、少々蒸し暑い。 相手はそこそこ、歯応えのあるチーム。 でも負傷させられるほどか、と言えばそうでもない。 別に特別な感情の高揚もなく、試合に臨んだ。 自分はいつも、キーパーには真っ直ぐで、速いスローを要求している。 そのほうがマークもずれて、トラップさえ成功すればチャンスになるから。 この日もその流れで、相手ゴールを脅かす場面を作っていた。 キャッチアンドスローという一連の動作で、自分にボールが届く。 もちろん自分も準備はできている。マーカーも幸運なことに、遠い。 瞬時のチャンスは逃していない。明らかに自分に分があった。 開始1分、その時は来た。 キーパーの投げたボールは、左胸あたりのやや高いボール。 相手ゴールの方向を向くなら当然、胸より足のほうが勝手がいい。 右利きの自分は往々にして、左足でトラップをするのは前述の通り。 脳裏ではジャンプして左足でトラップ、と決めていた。 流れの通りにトラップをするが、もう1タッチ必要そうだ。 着地のタイミングで左足を回転軸にして、右足でボールを落ち着かせよう。 たった数秒の間にこれだけの思考が動くのだから、経験とは怖いものである。 『 ブチンッ… 』 ボールと自分が、ふわりと地面に降りた瞬間だった。 最初は単に、着地でバランスが取れていないだけかと思った。 後から聞くと膝は脛の上にすでになく、あらぬほど内側に歪んでいたらしい。 痛みは不思議なほどなかった。それよりも左足の神経が、殺がれていくようだった。 でわ。今週末は湘南の海浜でBBQです。唯一の悩みは大所帯なこと…。 by 41+low #
by powderjunkies
| 2006-09-21 11:46
| 前十字靭帯断裂
1試合目、自分はスタメン。
最初は慎重に、丁寧にパスを繋ぐ。 足のグリップを確認しながら、徐々にペースを上げていく。 味方選手が左サイドから果敢にシュート。 惜しくもクリアされるが、そのこぼれ球が自分の足元に。 そこからゴールまで、シュートコースの軌道がぽっかり。 迷うことなく右足を振りぬく。幸先のよい1点目。 自分は生粋の右利きキッカー。特に自慢する話題じゃない。 レフティーという存在に憧れるも、なぜか利き手だけが左である。 一時は両足が蹴れるように、それなりに努力もしたものだ。 しかしすぐに断念。右足の精度を高めることに尽力した。 なので、左のインサイドで蹴るよりも、右のアウトサイドのほうが得意。 体力の衰えが著しいこのごろ、当時の努力で磨いた右足だけが、救い。 ゲームの結果は、自分の1点で辛勝。 内容は圧倒していたので、点差ほど僅差では、ない。 どうやら今日は、それなりにそれなりな活躍できそうだ。 元現役社会人選手が、フリークレベルの前でこれでは、 弱小高校のサッカー部に入部して、10番をつけるようなものだ。 でも最近は、ぜんぜんそれでもいいと考えている自分がいる。 競争するのは、とうの昔に疲れてしまったように思える。 試合後はきまって、何かを食べる。 しかしながら、この日は何も買ってこなかった。 コンビニのおにぎりでもあれば、ケガも未然に防げたのかもしれない。 と言っているそばから、絶対そんなハズもないと自分でツッコむ。 ワンタッチで前向くトラップをして、次のタッチでシュートする。 このコンビネーションの速さがフットサルでは重要。 自分の持ち味を考えて、このプレイはかなり意識的に取り組んでいた。 ゴールに背を向けている場合も一緒。ワンタッチでターンをする。 この日も、こうしたプレイを意識して行っていたと思う。 で、それなりに上手にできていた。自分としては。 ここまでは、いつもどおり。調子も服装も担ぐゲンも同じ。 でも左膝は、少しずつ悲鳴を上げていたのだろう。 悲劇まで、あと5分…。 でわ。今日くらいの天気が心地よい。でも、雨上がりはちょっとトラウマです。 by 41+low #
by powderjunkies
| 2006-09-20 13:31
| 前十字靭帯断裂
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